転職して時間が経ってないと審査が出来ない?

長引く不況のあおりで転職を余儀なくされた人は珍しくないでしょう。

次の職場が決まるまで、もしくは転職して間もない時期は収入が安定せず急な出費があると非常に困ります。そんな時にカードローンの申し込みを行い、急場に備えたいと思うのは当然の心理と言えるでしょう。

そんな時気になるのは、転職したばかりでカードローンの審査を通過することができるのかということでしょう。

もともとカードローンの申し込みには勤続年数を記載する事項もあり審査項目のひとつであると考えられますが、基本的には個人の「信用」を担保にしますので、勤続年数が審査に絶対的な影響を与えるとは思えません。しかし、転職して1年以内というのは収入の安定性の点でも不安が残りますし、転職した職場に継続して勤務を続けることができるか、転職したばかりでまた職を変えるようなことはないかなどの不安定要素が多いために審査の上でマイナス点を付けられることは覚悟しなければなりません。

つまり、転職直後にカードローンの申し込みをしても確実に審査を通過できるとは考えられないのです。

転職前にカードローンの申し込みを行っておき、万が一に備えるというのが最良の方法ではないでしょうか。

ただ、計画的な退職でない場合には次の就業までに時間が必要となるため無収入の時間が出来る可能性があります。カードローンを一時的にでも生活費に充てることというのは非常に危険です。借金による生活費というのは確実に習慣性を生みます。クセにしてしまうと完全に借金に依存し、労働意欲すら欠如させかねません。

一時的に借金で生活費を捻出しなければならない場面もあるでしょう。しかし、それを習慣にしない意思が大切です。

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